“事実無根”と開き直った厚顔無恥 | ||
少女をあっせんした人物が捕まって、淫行に及んだ糸山英太郎が、なぜ逮捕されないのか―。 平成15年の秋に<『16歳少女との美人局淫行』で脅された糸山英太郎センセイ>のタイトルで『週刊新潮』が書いた。 この記事に関して糸山は、早速11月12日からホームページで反論した。そのホームページの内容は<はっきり言っておくが、事実無根だ。もし、このよう な事実が存在するならば私は既に何らかの処罰を受けていなければならない(中略)売れれば何を書いても良いという新潮社を許さない。事実と異なる報道で被 害を受けたのは初めてではないが、現在の私は私人なのだ。今回は黙って見過ごすわけにはいかない。>というもの。 糸山のことだから、事実であっても“事実無根だ”と開き直ることぐらい朝飯前だが、学校経営者でありながら“私人”だというのだからボケが始まってい る。新潮社に対して「訴訟」を起こしたという事実もないし、その後糸山はこのページを消去してしまっている。 “仕置人”は―希代の悪党・糸山英太郎―ですでにこの問題に触れているが『週刊朝日』(07・3・2)に掲載された<元政治家の「少女」売春事件で警察の“迷走”捜査発覚>なる記事を見て糸山も糸山なら、警察も警察だという思いを新たにした。 『週刊朝日』は、主に糸山に少女をあっせんした一人と言われる多田駿のコメントで構成され、逮捕された多田が「糸山はどうなるのか」と警察に確認すると 「もちろん逮捕する。共犯じゃないか」と言ってから1週間もすると「糸山が逮捕できずに、無念だ。宮仕えのつらいところだ」と言い、東京地検関係者は「上 からの指示だから仕方がない。でも糸山は社会的には制裁を受けたんだから我慢しろ」と漏らしていたという。 これでは検察と警察は自らの誇りを投げうって、その威信は地に落ちたも同然。しかも「逮捕状が出てしまった。申し訳ない」と、告発していた多田に謝り、ほかの供述内容を事細かに説明しながら酒食をともにしたのだという。 捜査当局のこんなていたらくによって、16歳少女との淫行に及んだ糸山を“野放し”に、斡旋した者3人だけが逮捕され、多田は2年4ヶ月の刑務所暮らしを終え、昨年8月に出所している。 |
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